南極の繁殖地で、氷の激しい減少が原因で4つのコウテイペンギンのコロニーが形成できなかった※2結果、推定5,000から10,000のヒナが生き残れなかった※1。この衝撃的な発見は、イギリスの南極研究チームによって明らかにされた。
コウテイペンギンは氷の上で繁殖し、ヒナを育てる生態が特徴です。そのため、氷の急激な減少は、ペンギンの生態系、特に次世代の育成に非常に大きな打撃を与えることが明らかになりました。今回の研究は、近年の気候変動の影響がどれほど深刻なものであるかを実感させるものとなった。
研究は、もし現在のトレンドが続けば、今世紀末までにコウテイペンギンの90%が絶滅の危機に瀕する可能性があると警告しています。この事実は、全世界のCO2排出削減が真の緊急課題であることを再認識させるものであり、持続可能な環境対策の必要性を改めて浮き彫りにしています。
我々人類は、この地球上の多くの生物種と共生する責任を持っています。コウテイペンギンの危機は、我々自身の未来に対する警鐘とも受け取れます。未来は我々の手にかかっており、今こそ行動を起こす時です。
※1 BBC News, Thousands of Emperor Penguins Killed in the Antarctic(2023), BBC, https://youtu.be/12J9uJBjHhw, access 2023/10/21
※2 Peter T. Fretwell,et.al., “Record low 2022 Antarctic sea ice led to catastrophic breeding failure of emperor penguins (2023)”,NATUR COMMUNICATIONS EARTH & ENVIRONMENT | (2023) 4:314 | https://doi.org/10.1038/s43247-023-00961-9
