DMMかりゆし水族館にフンボルトペンギンの赤ちゃんが誕生!

DMMかりゆし水族館にフンボルトペンギンの赤ちゃんが誕生!

沖縄の人気観光スポットであるDMMかりゆし水族館から、新しい命の誕生が報じられました※1。同水族館が誇るフンボルトペンギンのペア、あらたとあかりの間に、二羽の雛が誕生したことが発表されました。第一の雛がこの世に姿を現したのは10月13日のこと、そして2日後の10月15日には第二の雛が誕生しました。

親鳥のあらたとあかりは、現在交代で雛の世話にあたっており、訪れる来館者は2階「ぺんぎんぐすく」エリアにてその微笑ましい育児風景を目撃することができます。水族館側は、雛たちが親鳥からエサを受け取る瞬間を見られるかもしれないと訪問者に期待をもたせていますが、その際には静かに見守るよう呼びかけています。

フンボルトペンギン(英:Humboldt Penguin、学名:Spheniscus humboldti)は、主に南アメリカのチリやペルーの沿岸部に生息し、太平洋の寒冷な水域での生活に適応しています。名前の由来は、寒流の「フンボルト海流」で、この海流が豊かな栄養を提供し彼らの食料基盤を支えています。彼らは中型のペンギンで、成鳥は平均で体重が3~5キログラム、身長は約65~70センチメートルに達します※2。目から首にかけて半月白い斑点が入り、胸部は白く黒い帯状の模様と斑点が個体によってあります。嘴は灰色で、基始部は羽毛が無く、ピンク色。脚は黒く、ピンクの斑点があります。

しかし、フンボルトペンギンは絶滅の危機に瀕しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストにも登録されています※3。その主な理由は、エネルギー採掘活動による生息地の破壊、過度な漁業による食料源の枯渇、人間による生態系への干渉や気候変動です※3。さらに、外来種の侵入や汚染物質の流出も、彼らの数を減少させる原因として挙げられます※3。

DMMかりゆし水族館では、サンゴの取り組みなど、環境保護の活動もしています。当館でペンギン飼育施設親鳥が交代で雛の面倒を見る様子は、自然界の厳しさと家族の絆を教えてくれる貴重な光景です。

新たな命の誕生は、フンボルトペンギンだけでなく、生物多様性を守る上での一歩としても重要です。水族館を訪れる来館者は、「ぺんぎんぐすく」エリアでこれらの雛の成長を観察することができます。水族館は、この貴重な瞬間を大切にしながら、来館者に静かな観察を呼びかけています。

雛たちの成長は水族館のSNSと公式お知らせで更新される予定であり、訪れる来館者にとっては、生き生きとしたペンギンの親子の姿は、忘れがたい思い出となるに違いありません。水族館は、これからも貴重な生態を間近で学べる機会を提供し続けるとしています。

※1 DMMかりゆし水族館,「フンボルトペンギンの雛が誕生いたしました」, https://kariyushi-aquarium.com/news/162/ (access 2023/11/9)

※2 野生の王国群馬サファリパーク,『フンボルトペンギン』, https://www.safari.co.jp/animal/390/ (access 2023/11/9)

※3 ICUN Red List, 『Humboldt Penguin』, https://www.iucnredlist.org/species/22697817/182714418 (access 2023/11/9)